2006年 06月 09日
「スムース・ジャズ」 というジャンル区分がよー分からん。というわけで、チョイと調べてみたのだがこういうことらしい。ウ~ン…結局、商業ベースで仕切られて名付けられたのか? まあ、ジャンル名なんぞはどうでもよい事で、要はその音楽が好きか嫌いか…っていう所に落ち着くわけなのだが。 さて、スムース・ジャズの代表的なアーティストの一人として名前が出てくるのがピーター・ホワイトである。 1990年前後にバーシアのバックを務めていた時点で名前を知り、「フ~ン、ちょっとイケルかも?」 とは思ったのだが、正直その時点では、まだリーダーアルバムを聴くところまではいかなかった。実際に彼の曲を意識して聴くようになったのは、96年発表の本作から。たまたま聴いたスムース・ジャズのコンピレーションアルバムに本作の③が収録されていて、思わず 「ヨイヨイヨイヨイ~!! ハッケヨイヨイ~!」 と白房下への電車道を一気に突っ走ってレコード屋へ駆け込んだところから始まった。 くだんのコンピアルバムの中で個別のアルバムを買ったのは結局ピーター・ホワイトだけだったので、いかに 「ビビビッ」 とキタのか分かっていただけるだろう (いや、別に♂に興味は全く無いのだが w)。 ♪ 多分ですね、アール・クルーとかが好きな人だったら聴けると思います。実際、アール・クルーもスムース・ジャズの範疇に入っている場合もありますので。ただ、あえて言えば、たとえ少量でも打ち込みの音が入っていると気になる…という人には微妙かもしれません (そりゃあ 「これでもかっっっ!」 というほど使っているわけじゃないですけどね)。 私しゃ、彼のアルバムの中ではこれがベストですね。これ以降の作品は洗練され過ぎていて、かえって面白みに欠けるような気がしています。 あとね、⑥で盟友バーシアのヴォーカルが聴けるのも、ちょっとステキなオマケみたいでハッケヨイヨイ~です。煎れてもらったお茶に茶柱が立っていた…みたいなもんですか?(おいおい、もっとマシなオマケを考えつけよな w) ★ ★ ★ 1996 ソニーレコード SRCS8209 ♪ ①CARAVAN OF DREAMS ②TOGETHER AGAIN ③VENICE BEACH ④SOUL EMBRACE ⑤LONG RIDE HOME ⑥JUST ANOTHER DAY ⑦CITY OF LIGHTS ⑧CAFE MYSTIQUE ⑨BITTERSWEET ⑩LULLABY ※⑥→featuring BASIA ♪ 90年代に発表したアルバムの国内盤は全部廃盤みたいです。ただ、国内盤・海外盤を問わないのであれば、中古市場で見つけることが可能。 #
by mogerand-m
| 2006-06-09 22:28
| 音楽/CD、LP…
2006年 06月 07日
はてさて、これはナンジャラほい? なCDである。というか、正確には 「CDエクストラ」 でありまして…。 えーと、1999年にNTTが持株会社制になって再編成された時に、NTT東日本が発足記念としてこの 「特別限定CDエクストラ」 を作成してバラ撒いたらしいです。ですから、パソコンのドライブに突っ込むとCD-ROMとして諸々のデータが見られ、CDPに突っ込むと音楽が聴けるわけですね (でもパソコンに突っ込んだ事は無いけど…)。 で、音楽パートは、東芝EMI原盤のニューミュージック系の曲を中心にオムニバスで収録しています (携帯電話器やらナニやらを製作している関係からのつながりでしょうね)。もっとも、70年代~80年代の曲が多いので、タイトルや歌詞にも 「ダイヤル」 などという懐かしい言葉が使われております。しかし、楽曲そのものの良し悪しはさておき、今どき、ダイヤルなんて言われてもピンとこない人の方が多いんじゃないのかなぁ。当時はもうすぐ21世紀という時点だったわけだから、せめて 「プッシュボタン」 の歌を選曲すべきではないのか? なんておちょくってみたりする。結局、選曲者がダイヤル世代なので仕方ないのか、あるいはプッシュボタン電話の時代に 「これ」 という曲がなかったのか…。 ♪ 全体的には、シングルカットされておらずアルバムのみに収録されている曲というのが多めなので、選曲が地味に映るかもしれません。個人的に、この中で心に残っている曲といえば、やはり尾崎亜美の①ですかね。さすがに⑥をリアルタイムで聴いていた歳ではないので。w あと、薬師丸ひろ子の曲の歌詞で 「もしもし 私 誰だかわかる?」 というくだりがありますが、お願いだからそういう言い方は止めてくださいまし。電話された側は、思い当たるフシが無くてもついドキドキして心臓に悪いから (本当に思い当たるフシが無いのか? アヤシイなぁ w)。 ★ ★ ★ 1999 東芝EMI PCDZ-1680 ♪ ①マイ・ピュア・レディ/尾崎亜美 ②CALL ME/RCサクセション ③めぐり逢いは想い出/チューリップ ④ダイヤルまわして……/中原めいこ ⑤ダイヤルM/寺尾 聰 ⑥電話でキッス/ダニー飯田とパラダイスキング ⑦フィーネ/アリス ⑧ダイヤル4を廻せ/甲斐バンド ⑨ハロー Mr.TELEPHONE/ハイ・ファイ・セット ⑩コール・ミー/小坂恭子 ⑪テレフォン/沢田研二 ⑫あなたを・もっと・知りたくて/薬師丸ひろ子 ※⑥はモノラル録音 ♪ 非売品ですので、原則入手不可能。ただし、極く稀にネットオークションに出品される事があるかも。 #
by mogerand-m
| 2006-06-07 13:22
| 音楽/CD、LP…
2006年 06月 06日
ここしばらく、黒っぽいジャケットのアルバムが続いたので、気分転換にコレを紹介する(笑)。 土岐英史&山岸潤史という強力なフロント陣を擁した、チキンシャックのデビューアルバムである。すでに20年も前のアルバムなのだが、今聴いてもほとんど古さを感じさせない仕上がりだと感じている。もし聴いた事の有る方がいらっしゃったら、意見を聞いてみたい。どうだろう? さて、このアルバムとのファースト・コンタクトは、土岐英史のライブを聴きに行った事だったと記憶している…最近、記憶の新旧前後感覚が 「少々頼りない?」 を超えて 「中々マズイかも?」 ぐらいまでキテいるようなので、いささか自信が無い部分もあるのだが、その記憶に間違いがなければ、某ライブハウスに於いてナマ土岐を聴き、「おお、こりゃエエわ! ちょっとアルバムの1枚でも買うてみるかな」 と思ってからしばらくして、某レコード店で購入したように思う (嗚呼、書いていてますます自信が無くなっていく…汗々)。 ♪ そして、どちらかというと 「熱々な曲」 に期待して買ったのだが、実際に聴いてみたら、2曲目の 「フラワーズ・フォー・レナ」 というバラードに打ちのめされてしまったのである (某FM番組のエンディングにも使われていたような気がするが)。あまりにヨイので、その後、某社に於いて某イベントの音楽係を仰せつかった時に、同じようにエンディングの曲として採用させていただいた ( 「某」 ばかりで申し訳ない。記憶が怪しいのと実名出せない…の二重苦)。 そうやって考えてみると、このバンド、フロントに熱い二人を抱えているにも関わらず、実はウォーム・ビューティーなバラッドにエエ味を出すのかもしれない。 まあ、それもまたヨイではないか。突貫小僧で全開バリバリ行ってまえ! でもいいが、中速トルクと立ち上がりのピックアップを生かしたウォーム・ビューティーな走りでホロリとさせてコロリとイカせるのもまた人生である (なんのこっちゃ?)。 あ、1個だけ文句がある。CDの裏ジャケをLPと共用しないでちょ。記載曲数が違うから焦ったやん。変なトコでケチらんといて。 ★ ★ ★ 1986 クラウンレコード MED-5 ♪ ①AT TEMPS ②FLOWERS FOR LENA ③CHINA BLUE ④BETCHA BY GOLLY, WOW ⑤VERANO ⑥TOFU ⑦MR. BOP ⑧STINKY SNAKE ⑨GOOD NIGHT D ♪ 1986年にCDとLP両方で発売 (ただし、LPは⑥が未収録で全8曲構成)。現在、ベスト盤等は何枚か出ているが、この1stアルバムは廃盤らしい。 #
by mogerand-m
| 2006-06-06 09:50
| 音楽/CD、LP…
2006年 06月 02日
この2枚のアルバムを探してます。 どこかで見かけた人、情報をめぐんで下さいませ。メーカーさんでは当然に廃盤です。 情報ありましたら、何処かのコメント欄に書き込んでくれて結構です。 ♪ しかし、ヤフオクで 「池袋の夜」 のシングルを出品しているヤツで、タイトルに 「青江美奈日本のヘレンメリル池袋美女SEXYフェロモン」 と付けている輩がおる。 しかもカテゴリーを 「ジャズ>ボーカル」 にしてるやん。 何考えとるんやろ? (笑) #
by mogerand-m
| 2006-06-02 22:55
| 音楽/CD、LP…
2006年 06月 02日
カーリー・サイモン、好きですねん。 初めて聴いたのは深夜放送 (私しゃオールナイト・ニッポン派だったッス)。「モッキンバード」 を聴いて、即、次の日に隣町のレコード屋までチャリンコとばしてEP買いました。学校のお昼の放送でモッキンバードを流したのもワテです (トシがバレるって)。とはいっても、当時はLPを買うだけの金銭的余裕なぞあるわけも無く、何よりもレコード屋にカーリー・サイモンのLPなんていうシャレたモノは影も形も無かった…悲しい田舎の話ではありました (EPがあった事自体が奇跡だもの)。 やがて年月が経過し、自分の金で多少なりともアルバムが買えるようになった頃、やはり深夜放送で聴いたのが、本作の①。問答無用で即、次の日に購入に走りましたがな。彼女のアルバムとしては、マイ・ベスト・ワンだす。買った・聴いた・泣けた…でした。 ♪ この頃はまだ、ジャズ・スタンダードをポップス畑の人間が歌う…なんていうパターンはあまり無かったです。記憶では、ほぼ同時期にドリス・デイの昔のアルバムなんかが再発されたりして、少しだけヴォーカル物ブームの芽が出始めた頃ではなかったかしらん? そこにこれがド~ンと発表されたわけで、そらぁディープインパクトでしたわな。で、これにまつわる話では、リンダ・ロンシュタットがこのアルバムを聴いて、似たような企画を進めていたのを急遽方向転換し、翌々年に改めて発表したのが 「ホワッツ・ニュー」 だったというウワサです (そこまでせんでも…と素人は思うのですが、やはりプライドが許さないようで…)。 これ以降、カーリー・サイモンもスタンダード系に目覚めたようで、90年には 「マイ・ロマンス」 というアルバムを出したし、昨年の夏には 「ムーンライト・セレナーデ」 というアルバムを発表しております。 しかし、いつか来日してくれないかなぁ…。飛行機がダメだっていう事らしいから、やっぱり無理だろうなぁ…。 ★ ★ ★ 1990 ワーナーパイオニア WPCP-3696 ♪ ①BLUE OF BLUE(蒼い肖像) ②I’LL BE AROUND ③I GOT IT BAD AND THAT AIN’T GOOD ④I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL ⑤BODY AND SOUL(身も心も) ⑥HURT ⑦EROM THE HEART(心から) ⑧SPRING IS HERE(春はここに) ⑨PRETTY STRANGE ⑩WHAT SHALL WE DO WITH THE CHILD ⑪NOT A DAY GOES BY ♪ オリジナルLPは1981年発売。現在、CDのメーカー在庫はあるようですが、直近の再発が1995年頃なので、ご購入を考えておられる場合は早めの方がよろしいかと… #
by mogerand-m
| 2006-06-02 13:34
| 音楽/CD、LP…
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